今年度のシンポジウムFACEのテーマは”ウォーカブル”なまちづくり。
今までのまちづくりはハードの整備が中心であったことに対し、都市を取り巻く環境の変化により、ソフト面からのアプローチも求められています。まちを人中心の空間に転換して、多様な人々がそこに滞在し、出会い、互いに交流していくことで、新たな価値を生み出していく。まさに“ウォーカブル”な空間におけるリアルな営みが、人やまちの魅力を向上させる原動力となっているのです。
今回のFACEでは、まちづくりの実践者や多彩な有識者の方々をお招きし、対話を通じて様々な視座を参加者と分かち合い、“ウォーカブル”なまちづくりに向けた新たなアクションにつなげることを目指しています。ご期待ください。
細包 憲志
一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会 理事長
昨今機運の高まりを見せている"ウォーカブル"なまちづくりに係る全国・海外の動向を紹介
Saki Oba
デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社
ガバメント&パブリックサービシーズ
マネジャー
地方都市及び海外都市における"ウォーカブル"の取組
海外において“ウォーカブル”は選ばれるまちの要素としてスタンダードとなっており、公共空間を利活用しながら人々の活動の場を作り上げています。また、日本の地方都市では人口減少、少子高齢化等が喫緊の問題となるなか、“ウォーカブル”は都市の課題を解決する糸口として期待されています。
第1部では、先進的な海外都市における取組の紹介や官民が協働して地方都市の賑わいを創出した事例を通じて、“ウォーカブル”なまちづくりを進める上での重要なヒントを探ります。
Akie Iriyama
早稲田大学大学院
経営管理研究科
早稲田大学ビジネススクール 教授
Ryohei Suita
株式会社アーキネティクス 代表取締役
MEZZANINE 編集長
Shin Higeta
都市再生推進法人
一般社団法人前橋デザインコミッション
事務局長/ 企画局長
Hideaki Izumi
有限会社ハートビートプラン
代表取締役
Daisuke Yamada
国土交通省 都市局
まちづくり推進課 官民連携推進室長
大丸有における"ウォーカブル"なまちづくりに向けた今後の展望
“ウォーカブル”という言葉が生まれる前の2000年代から、ソフト面でのまちづくりを続けてきた大丸有エリア。2023年度より設置されている「大丸有ウォーカブル検討委員会」では、大丸有エリアにおける新たな“ウォーカブル”の将来像を提唱すべく、議論を深めてきました。
第2部では、過去から現在、そして未来に続く大丸有エリアでの“ウォーカブル”な取り組みを紹介するとともに「大丸有ウォーカブル検討委員会」のメンバーをお招きし、多角的な視点から今後の展望について考えます。
Takayuki Kishii
NPO法人大丸有エリアマネジメント協会
理事長
Makoto Yokohari
東京大学
総括プロジェクト機構 ARISE City 研究拠点
特任教授
Kaori Ito
東京理科大学
創域理工学部建築学科 教授
Michitaro Maeda
千代田区環境まちづくり部
ウォーカブル推進担当課長
Mineko Nakajima
NPO法人大丸有エリアマネジメント協会
Kei Yokozawa
一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会
都市整備部会
副部会長
(三菱地所株式会社 都市計画企画部 ユニットリーダー)
月村 繁雄
一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会 都市整備部会長
株式会社サンケイビル 事業本部統括部長兼投資企画部長
12月5日(木)にFACE2024のオンライン開催が決定いたしました!
お申し込みは11月5日(火)12:30~より受付開始いたします。